- 花澤美希さんの缶詰ごはん -
ほや
ほやッポウサイ
野菜を変えて、いろんなアレンジも可能!

材料

【1皿分】
・ほや缶
1缶
・白菜
40g
・乾燥キクラゲ
3g
・たけのこ、にんじん
各20g
・絹さや
5本
・ごま油
適量
・水溶き片栗粉
適量
●水
大さじ3
●オイスターソース
小さじ1
●酒
小さじ1
●砂糖
少々
使ったのはこれ!

つくりかた

1

キクラゲを水で戻す。絹さやは筋を取りさっと茹でる。ほやは軽く絞り、絞り汁は缶にとっておく。

2

白菜はそぎ切り、たけのことにんじんは短ざく切りにする。キクラゲとほやは食べやすい大きさに切る。

3

フライパンに油(分量外)を熱し、ほやと絹さや以外の野菜をさっと炒める。

4

「3」に缶のほや汁と●の調味料を入れる。2分煮たらほやと絹さやを入れ、水溶き片栗粉を回し入れとろみをつける。火を止め、ごま油で風味付けして完成!

ポイント

1. 缶詰の煮汁をまるごと使って、
旨味たっぷりレシピ!

缶詰をあけて、ほやを取り出したら、ちょっとお待ちを!その缶汁、捨てないでくださいね。ほやの旨味エキスたっぷりの缶汁は、そのままお料理に使うだけで美味しさをアップしてくれる最高の調味料なんです。

2. 下処理済みだから、
手間なく楽ちん簡単レシピ!

水揚げされたばかりのほやをひとつひとつ殻からむいて、缶詰へ投入し加熱しているので、下ごしらえは缶詰の中で完了済み!手間のかかる殻むきも下処理も不要なので、缶を空けてすぐに調理にとりかかれます。

3. ストックできるから食べたい時に
いつでもササッとレシピ!

ほやは「鮮度がものを言う」とされ、これまで産地の味わいを全国にお届けすることが難しい食材でした。木の屋独自の【フレッシュパック製法】で仕入れたほやを鮮度そのままに缶詰にすることで、新鮮なまま長期保存が可能に!

ほや缶のヒミツ!

Q. すみません...まず、「ほや」って何ですか?
A. ほやは「海のパイナップル」ともいわれる海の生き物。東日本大震災前までは宮城県が国内生産量の8割を占めており、昔から地元の人たちの間で愛されている海の幸です。新鮮なほやは三陸の海そのものを食べているかのような爽やかな甘みとほのかな苦味が特徴。お酒との相性も抜群です!最近では海のスーパーフードとしても注目されています。
Q. 「大人の夜にほや」ってどういうことでしょう...?
A. ほやは「保夜(ほや)」と言われるほど、滋養強壮に効果的な食べ物で、亜鉛やビタミン12の他、EPAやDHAも多く
含まれています。美容に良いと言われるグリコーゲン、タウリン、鉄分なども豊富で、まさに大人の夜にぴったりの食材!
栄養満点で、疲労回復の助けにもなる、まさにスーパーフード。お酒のあてにも嬉しい食材です。
Q. ほや缶の中は、どんな状態なんでしょうか?
A. 缶詰の中には、殻をむき、きれいに下処理をしたほやがごろっと3~4つ入っています。主に、
大振りで肉厚の4年子(海の中で3年半ほど育成したもの)を贅沢に入れています。お刺身としても食べ
られる鮮度のものを使用しているので、そのままおつまみにしても美味しくお召し上がりいただけます。

素材から選ぶ

  • 鯨
  • いわし
  • さば
  • さんま
  • 鮭
  • こうなご
  • まぐろ
  • ほや
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花澤美希さん

料理研究家 / 野菜ジュニアソムリエ / 2児のママ
花澤 美希さん

食べること作ること、ふるまうことが大好き。「笑顔で囲む食卓は最高の幸せ」をコンセプトに、基本の技術で美味しく、少しの工夫で華やかに、簡単・綺麗・健康な料理を提案。特に、旬の食材の魅力を新しい美味しさに仕上げる創作料理と、華やかな食卓の演出が得意。料理人や生産者との交流も豊富。商品開発/レシピ制作・フードイベント/ホームパーティーなど主宰。